sodatenikuikoのブログ

生きづらさ、不登校について、普通人になることの危うさについて、考えていきたいです。

子育てがどうして楽になったのか?

こんにちは、超敏感な子(HSCという言葉がありますので、調べてみてください!とても勉強になります。)を育てているおばさんです。

 

前回のブログでは、私の娘がどうして育てにくかったのかについて説明しました。

今回のブログでは、どうして大変だった子育てが楽になったのかについて説明したいとおもいます。

 

 

まず、育てにくかった原因①娘が超敏感だから、ということについて、

 

超敏感であるという感覚については、生まれ持ったものですので、それ自体は変わりません。

むしろ敏感な感覚を今後の人生において活かしていってもらいたいものです。

問題は、娘がそれをどれだけ我慢できるかということになってきます。

おそらく娘は、敏感な感覚を持ちながらも、我慢することも人生には必要なんだと、ようやく理性でもって理解できるようになったからでしょう。

自分の敏感すぎて生きづらい感覚をコントロールできるようになるのに、13〜14年間かかったということでしょう。

 

この例が適切かどうかわかりませんが、、

この服の感覚が嫌だから新しい服を買ってくれ!心臓の鼓動が激しすぎるから今すぐ病院にいってくれ!!といったような敏感&極端な要求を何度もされましたが、

その度に、人生にはある程度、我慢が必要であること、を説明しました。

今思い返してみると、今から過去約1年間、繰り返しいろいろな機会を通して、

どうして人生にはある程度の我慢が必要なのかを説明してきました。

 

娘は、だんだん自分の今後の人生を思い描く中で、我慢の必要性を理解できるようになったのでしょう。

 

娘は赤ちゃんの頃、お腹が空くであろう時間にきっちり泣きました。

息子たち二人は、お腹が空くであろう時間が来ても、何か親の用事がある時にはある程度の時間は泣きませんでした。

多少の我慢は自然にできちゃう赤ちゃんと、できない赤ちゃんがいるんですね。

 

我慢のできない赤ちゃんだった娘は、ようやく我慢の必要性を理解してコントロールするようになってきた、すなわち、

ようやく私の子育てが楽になってきたというわけです。

 

 

次に育てにくかった原因②感情を大爆発させる、ということについて、

 

こちらも同じです。おそらく娘の感情の幅は今でもかなり大きいのではないでしょうか。測れないのでわかりませんが。

しかし娘は、明らかに理性でコントロールできるようになってきたのがわかります。

 

今までだったら、物が飛んでひどいことになっていたんじゃないか?食べ物をぶちまけるんじゃないか?というような場面で、明らかに我慢しているのがわかります。

我慢した方が、自分にとってメリットがある、人として自分の望むような人物になりたい、と思い始めたのではないかと私は思っています。

 

昨年だったら、学校を休んだのではないか?という時でも、学校に行く方が自分にとってはメリットが大きい、自分の将来のために学校に行った方がいいのだと思い始めたのではないかと、私は思っています。

 

この一年間、娘に私は繰り返し、

人としてどうありたいか、生きていきたいか、ということを、

トラブルが起こるたびに、そして学校を休むたびに説明してきました。

 

娘は、ようやく理性で自分の行動を考え、実行できるようになったのでしょう。

すなわち、私の子育てが楽になったというわけです。

 

 

最後に、育てにくかった原因③超ネガティヴ思考である、ということについて、

 

これもおそらく、なかなかネガティブ思考って変わらないみたいです。

しかし、ネガティブ思考に陥っている時に、いろいろな事例でそのデメリットを私は説明してきました。

 

今でも、何度も何度もネガティブ思考に陥り、私を困らせる娘ですが、そのたびに説明し、立ち直らせます。

一回一回時間がかかりますが、ネガティブ思考のデメリットおよびポジティブ思考をするとどういう風に捉えられるか、ということを一応理解できるようになってきたみたいです。

 

娘と正に対照的なのは次男。超ポジティブ思考の持ち主です。

余計なこと考えないって楽そうだな〜、

そりゃあそういう人と一緒にいたら、周りの人も自然と明るくなるよな〜

と彼を見ていると思います。

 

もちろん自分が楽になるためでもあるのですが、

少しでも周りの人を幸せにしたい、笑顔にしたい、というホスピタリティーの気持ちから、

娘にはぜひポジティヴ思考を身につけていってほしいものです。

 

娘は、多少なりともネガティブ思考を修正することができるようになってきた、

すなわち、私の子育てが楽になってきた、というわけです。

 

 

以上、子育てがどうして楽になったのか、について説明してきました。

参考になりましたら幸いです。

 

こんなに時間がかかったのは、育て方が悪かったからでしょ?

お母さんの愛情が足りてなかったからでしょ?

 

そうかもしれません。

でも、私はただただ一生懸命がんばってきただけでした。

夫も仕事で忙しいし、実家は遠いし、親戚も遠いし、意地悪なこという人もいるしね。

引っ越しやら、転園やら、転校やら、行事やら、いろいろ忙しかったしね。

 

基本的に一人で家庭を回さなければいけない、

いわゆるワンオペって、本当に大変ですよね。

 

ワンオペをがんばっているお父さんお母さん、

いつも日本の未来のために子育てをがんばってくれてありがとうございます。

心から、ありがとう!!

 

 

次回のブログでは、私が参考にした子育て情報についてご説明できればと思います。